オリーブオイルはヨーロッパでは赤ちゃんの食材として常識に
記事公開日 / 更新日:2014年08月28日
ミルクにオリーブオイルを数滴入れると、母乳にとても近くなるとされていて、この方法はヨーロッパでは常識となっているようです。
ミルクを母乳に近づけるオリーブオイル
ミルク育児でも赤ちゃんは健やかに成長をし、母乳育児と比べて健康で劣るということはありません。
ですが、ミルクを母乳に少しでも近づけたいと思うママには、オリーブオイルをミルクに入れることをお勧めします。
赤ちゃんでも栄養が吸収できるオリーブオイル

限りなく母乳に
近いミルクに
発育に必要な栄養の脂肪を、赤ちゃんはママの母乳やミルクから摂取します。
オリーブオイルには、発育に欠かせない脂肪が多く含まれ、母乳に近いため消化も良く、消化器官が発達していない赤ちゃんでも栄養が吸収できます。
オリーブオイルは母乳と似た構造の食材ということで、ヨーロッパでは昔から赤ちゃんの食材をして用いられ、世界的権威のヨーロッパ小児栄養消化器肝臓学会や、スペインの小児科学会も、オリーブオイルを赤ちゃんの食材として推奨しています。
必ずエクストラバージンオリーブオイルを
ミルクに入れるオリーブオイルは、同じオリーブオイルでも「エクストラバージンオリーブオイル」と呼ばれるオイルであることが必要です。

エクストラ
バージンオイルを
エクストラバージンオリーブオイルとは、酸度が0.8%以下のオリーブオイルを示します。
ちなみにバージンオリーブオイルは、酸度が2%以下のものと定義されています。
オリーブオイルをミルクに混ぜる際の注意点
オリーブオイルをミルクに混ぜることで、母乳に近いミルクになりますが、
- バージンオイルは2~3滴程度
- 分離しやすいのでよく振って混ぜる
ことに注意して下さい。
ヨーロッパでは常識とされるバージンオイルの赤ちゃんへの効用、ミルクを母乳に近くしたいママにお勧めします。
助産師から一言
エクストラバージンオリーブオイルは、オリーブオイルのなかでも希少価値のあるものです。
パッケージにエクストラバージンオリーブオイルと書かれていても、中身は偽物であることも多いので注意して下さい。