フォローアップミルクは離乳食で不足しがちな鉄分を補給するミルク
記事公開日 / 更新日:2013年10月04日
ミルクには、フォローアップミルクというミルクもあります。
ミルクとフォローアップミルクとは何が違うのでしょうか?また、いつから飲ませるのか、そもそも必ず育児に必要なのか …?
ミルクとフォローアップミルクの違い

フォローアップ
ミルクとは
フォローアップミルクとは、離乳を開始した生後9か月以降を目安とした乳幼児に用いるミルクです。
もともとはヨーロッパで育児中の乳児に、牛乳を飲ませ鉄分を補給するための育児ミルクとして用いられたのが起源です。
不足しがちな鉄分を補給するフォローアップミルク
ミルクとフォローアップミルクの違いは、それぞれに含まれる栄養です。
生後間もない新生児に与えるミルクには、赤ちゃんが育つ栄養素が含まれ、いわば赤ちゃんの大切な食事です。
これに対してフォローアップミルクは、ミルクを卒業し、離乳食に切り替えるタイミングで赤ちゃんに不足しがちな鉄分を補給するのが目的のミルクで、ヨーロッパでの起源にもありますが、牛乳替わりの飲み物です。
普通のミルクは食事でフォローアップミルクは飲み物
赤ちゃんにとって普通のミルクは「食事」で、フォローアップミルクは「飲み物」と考えて下さい。
赤ちゃんに飲ませる時期は冒頭に書いたように、離乳を開始するタイミングで、これは離乳食では鉄分が不足しがちなことからです。
必ずしも必要ではないフォローアップミルク

必ずしも
必要ではない
こちらの「我家の卒乳と離乳食」でお伝えしたように、我家の2人の子供は離乳食さえ拒否しましたし、フォローアップミルクも全く与えていません。
でも、人並み以上の体躯に育っています。
フォローアップは、必ずしも飲ませなくてはならないものではありません。
我家の2人の子供のように、母乳からいきなり、普通の食事で離乳するケースも少なくありません。
赤ちゃんが離乳食をちゃんと食べる、また普通食を食べるようになり栄養を摂れて健やかに成長をしているのであれば、必ず与えなくてはならないミルクではありません。
離乳食や進まない場合は積極的に考える
ただ逆に離乳食や普通食が、あまり進まない場合は、特に鉄分の補足として積極的に考えるようにしましょう。
このフォローアップミルクも、いろいろと種類がありますので、人気ランキングサイトをご紹介しておきますので参考にして下さい。
助産師から一言
フォローアップミルクに対する考え方は、通常のミルク以上に意見が分かれるところです。
母乳をあげていたり牛乳を飲んでいたりすればフォローアップミルクは必要ないといった声もありますが、そもそも牛乳を飲んではいけないと考えている人もいれば、母乳が出ないママもいます。
正直なところ、なにが正解かは誰も答えを出せていないので、ママ自身が判断するしかありません。