母乳育児での赤ちゃんの体重減少が与えるストレスで母乳の出が悪化

サンフランシスコ大学の研究室が行った実験では、体重の減少が大きい赤ちゃんに生後数日間、少量のミルクを与えることで結果的に母乳を与え続けることができたという結果になりました。

 

これは、育児中の授乳期のママが抱えるストレスが、如何に母乳の生産と分泌に深くかかわっているかを立証したものと言えます。

 

 

ストレスフリーのミルク併用グループ

ミルクでストレスフリーに

ミルクで
ストレスフリーに

サンフランシスコ大学の研究結果から、赤ちゃんの体重が過度に減っている場合、ミルクを用いた授乳は一時的な体重減少対策に効果があるだけではなく、母乳と少量のミルクを並行することで、母乳育児を継続できるというメリットがあるということとなります。

 

ELF(ミルク併用グループ)のママは、母乳とミルクを併用することでストレスもなく、結果として母乳を生産し良く出て、必要以上にミルクを与える必要がなく、母乳育児が長く継続できたのです。

 

逆に、母乳だけを与えるとされたグループは、ストレスが原因で母乳が出がない状態となってしまい、結果的にミルクに依存した率が高くなったということです。

 

少量のミルクは母乳育児の継続に役立つ

ミルクで母乳育児の継続を

ミルクで
母乳育児の継続を

たしかに母乳育児中にミルクを大量に与えていると、母乳だけの育児に戻れなくなる可能性があるのも事実です。

 

しかしELF(ミルク併用グループ)のように少量ずつのミルクの併用であれば、むしろママが母乳不足のストレスから解放され、かえって母乳での育児の継続が容易になるということのようです。

 

初乳が出ている間に、赤ちゃんの体重が減ってしまった場合、ママは母乳が充分に出ていないという焦りを持ってしまうものです。

 

赤ちゃんを愛するがゆえの母親の焦りといえるでしょう。

 

この焦り、つまり赤ちゃんの体重減少が自分の母乳の出が悪いからではないか、母乳不足ではないかという思いが、生後3か月以内に母乳を止め、ミルクに切り替えてしまう原因の1つと言われています。

 

この研究発表を行ったサンフランシスコ大学の研究室はもっと、大規模な実験でやることが必要と言っています。

 

はたしてどんな結果がでるのか、大変興味深いところですが、「完母」にこだわり過ぎると母乳育児の継続にマイナスとなる場合があることは、覚えておくとよいでしょう。

 

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