ママの体調と乳首を回復させ正しく授乳しておっぱいに母乳を残さない

ご相談の内容

溜まり乳タイプなのですが、現在私の乳首が切れてしまって、激痛のため直接授乳できず搾乳した母乳を与えています。

 

大体1回に60から90mlの母乳を与えていますが、搾乳しても乳首から乳輪、おっぱい全体にかけて痛みがあります。

 

このままでは、いつまでも直接授乳が痛みの恐怖で出来ずに困っています。どうしたらよろしいでしょうか?

  • 「溜まり乳タイプ「とは、母乳を多く生産する能力はあるものの、多く生成されるがために常におっぱいが張った状態となりがちで、赤ちゃんに十分な母乳の量を吸ってもらえない場合などに詰まりや乳腺炎になりやすいタイプのことです。
  • 「差し乳タイプ」は、赤ちゃんにおっぱいを吸われる刺激を受けてから母乳が分泌されるタイプです。

 

今回も「乳首トラブルと赤ちゃんのおむつかぶれに効果抜群の植物性オイル」でお伝えしているように、母乳育児中に乳首にダメージを受けた経験を持つ看護師ママの「ユリ」が回答をします。

 

 

ママのコンディションを回復させましょう

溜まり乳タイプで毎回100cc近く母乳が搾れることもあるとのこと。とっても優秀な、おっぱいですね!

 

しかし溜まり乳タイプは、差し乳タイプのママよりも乳腺炎などのリスクが高く、色々なことに注意をしながら授乳期間を過ごさなければいけないというのも、溜まり乳ママの特徴と言えます。

 

まず、現在乳首が切れてしまって激痛のために直接授乳が出来ない状況とのこと。

 

せっかくたくさんおっぱいが出るのにもったいないですが、ママのコンディションが万全であることも母乳育児には非常に重要なので、とても深刻な問題と言えます。

 

私は、はっきり乳首が切れた訳ではなく、おそらく白斑によって(明確に診断を受けてないためおそらくですが)授乳時に乳首に激痛が走り、辛い思いをした経験があります。

 

あの痛みは、本っ当に恐怖でトラウマになってしまいますよね。

 

まず最初の問題解決への対策は「乳首の傷の回復と保護」が課題です。

 

乳首の傷の回復

現在直接授乳はしていないということですので、負傷乳首の一時休息療養は行われているということですね。

 

それならば、いまのうちにピュアレーン(medela製)を使ってのラップパックや、ソンバーユ(馬油)を使ったオイルパックなども行って徹底的に乳首の回復に努めましょう。

 

ピュアレーン medela

ピュアレーン

ピュアレーン

 

ソンバーユ 無香料

 

そして、少し痛みが軽くなってきたら、前ページでご紹介している乳頭保護器を使って直接授乳を再開してみましょう。

 

おっぱいに母乳が残っていないかどうか

搾乳をしてもおっぱい全体が痛むということは、乳首の傷とは関係なく、搾乳しても母乳を絞りきれておらず、乳腺炎を起こしかけている可能性も考えられます。

 

実際におっぱいの様子を見ていないので何とも断定ができないのですが、搾乳は手動も含めた器械を使用していますか?それとも手で直接絞っているだけですか?

おっぱいを空っぽに

おっぱいを空っぽに

 

また、搾乳後は搾乳前よりもおっぱいが柔らかくなっていますか?

 

搾乳後におっぱいがすっきりした感覚が無いのであれば、絞りきったつもりでもまだまだおっぱいの中に母乳が残っていて、その上からさらに母乳が作られることで乳腺炎になりかけている可能性があるので早急な対応が必要です。

 

搾乳後のおっぱいの状態を注意してチェックするようにして下さい。

 

母乳をお風呂の湯船でたっぷり絞り出す」でご紹介しているように、家族の中で最後にお風呂に入り、乳頭を不衛生にしないように感染に注意して、遠慮なく湯舟の中で搾乳で母乳を出して、おっぱいを空っぽにするようにしましょう。

ミルクスルーブレンド

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なお、母乳の詰まり予防には、AMOMAのハーブティーがお勧めです。

 

AMOMAミルクスルーブレンド

 

生後2ヶ月で赤ちゃんが飲む母乳量が減り生産過剰となり胸にしこりが」でお伝えしているように私も飲んでいますが、爽やかな香りのハーブティーです。

 

乳輪部まで赤ちゃんに咥えさせて授乳を

また、直接授乳を再開する際には赤ちゃんへの咥えさせ方もしっかり注意してみて下さい。

 

次の問題解決への対策は「授乳の仕方(特におっぱいの咥えさせ方)」です。

 

赤ちゃんは、とにかく早くお乳が吸いたいので口に乳首が当たるとすぐさま乳首を咥えに来て、そのまま哺乳を始めます。

 

しかし、この状態で授乳を繰り返すと乳首は簡単に切れたり傷ついたりします。

乳輪部分まで咥えるように

乳輪部分まで咥えるように

 

ママの乳首は授乳で強くなるとはいえ、もちろんデリケートな部分なのです。

 

ですので、赤ちゃんは早くお乳を吸いたいために乳首だけの哺乳をしてしまうということを踏まえて、まずお口に乳首を持っていったら口を閉じられる前にママの乳輪部分までガブッと咥えさせてあげることを徹底して下さい。

 

授乳のイメージとしては、乳首を吸って母乳を出すのではなく乳輪部分を押し出すことで乳首から出てくる母乳を飲むという形です。

 

これを意識するだけで、まだまだ傷が完治していない乳首でも、幾分痛みを軽減させて授乳をすることができます。

 

私も、乳首が痛む時はこの方法で乗り切りました。

 

もちろん全く痛みが無くなるわけではないので、十分痛いんですけどね…

 

これらに気を付けながら、乳首の回復と溜まり乳をなるだけ毎回空にすることを徹底してみて下さい。

 

以下の記事もぜひ参考にしてみて下さいね。

母乳を出すために良いとされる食材はほどほどに

そして、もう一つ気を付けたいのが「ママの食生活」です。

 

溜まり乳タイプのママは、ただでさえおっぱいが作られやすい体質なので、この上にお餅や根菜など母乳を出すために良いと言われている食材を食べ過ぎたり、特に洋菓子などのおやつを食べ過ぎてしまうと詰まりやすくなってしまいます。

 

たまには食べてもOKですが、頻繁には食べずに量も程々に、を心がけましょう。

 

私のように食べることが生き甲斐!という方には少々辛い期間ですが、1年もすれば母乳育児も終わると思い今は少しだけ我慢して、楽しく赤ちゃんとの授乳タイムを過ごせるよう気を付けてみて下さいね。

 

1日も早く質問者様のおっぱいトラブルが解決することをお祈りしています!

 

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