乳児健康診断の太り過ぎ判定は離乳食とミルク育児を見直す良い機会

卒乳し離乳食に切り替わった乳児からの食べ過ぎは、将来の太り易さにつながるとよく言われますよね。

 

それは脂肪細胞の仕業です。

 

 

肥満要因の脂肪細胞

栄養を摂取し過ぎる、食べ過ぎると、余分なエネルギーは中性脂肪の脂肪細胞として体内に蓄積されます。

 

生後3歳ぐらいまでの間、人の体内で脂肪細胞は増え続けます。

 

カロリーを摂り過ぎ脂肪細胞が大きくなり太る

幼児期の脂肪細胞が将来の肥満に

幼児期の脂肪
細胞が将来の肥満に

3歳の年齢を過ぎれば脂肪細胞の増加はストップし、カロリーを摂り過ぎた場合は脂肪細胞の数は増えません。

 

ですが、その代り脂肪細胞が大きくなることで太ってしまうようです。

 

また最近の研究で、3歳を過ぎても脂肪細胞は食べ過ぎによって増え続けることがわかっています。

 

ここがポイントですが、成長していく段階で、脂肪細胞が最も増えていく時期が3回あります。

 

脂肪細胞が増える3回の時期

1回目 胎児期

1回目は、ママのお腹の中にいる時です。

 

妊娠後期の3か月の間に口中から栄養がドンドン送られてくれば、それに比例して脂肪細胞は増えていきます。

 

この時期のママは、辛かったつわりも終わり食欲が出て、赤ちゃんのためにとせっせと食物を体内に入れていきます。

 

2回目 乳児期

脂肪細胞が最も増える2回目の時期は、乳児期です。

 

母乳やミルクも良く飲み、その後の離乳食になってもよく食べてくれる赤ちゃんは、ママにとって、とても育てやすい赤ちゃんです。

 

しかし調子にのって食べさせていると、体重の増加が基本成長曲線グラフから大きくはずれてしまうことになりかねません。

 

赤ちゃん健診で「太り過ぎ」と診断された赤ちゃんの体重は、この体重増加でいけば成長曲線からはずれてしまうか、既にはずれてしまっているということになります。

 

離乳食の内容を見直すことをお勧めします。

 

ミルクの赤ちゃんは太りやすい!?

ちなみに母乳だけで育てられた赤ちゃんに比べ、ミルクで育児される赤ちゃんが太りやすいというのは事実です。

 

ミルクも母乳と比べ栄養面では優劣が殆どありませんが、母乳が「低タンパク・高脂質」なのに対し、ミルクは「高タンパク・低脂質」で、ミルクが高タンパクであることが太りやすい要因となります。

 

それに対し母乳には、消化を助ける酵素や脂肪細胞の増殖を抑える成分が含まれているため、肥満になりにくいということに繋がります。

 

また哺乳瓶からミルクを飲む方が、ママのおっぱいから母乳を吸うよりもラクなので、運動不足となり太るという説もあります。

 

3回目 思春期

この思春期の時期は、まさに食欲があって当然ですが、思春期は脂肪細胞が増える3回目の時期です。

 

特にこの時期に肥満があると、そのまま体型が成人まで持ち越される可能性が大きいです。

 

胎児期、乳幼児期の栄養状態は、大人になってからの肥満、生活習慣病と深く関係があると言われています。

 

これについては、当カテゴリーの最後の記事「赤ちゃんの将来の成人病の発症はママが与える離乳食で抑える」で詳しくご紹介いたします。

 

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