母乳の味を良くする食べ物の決め手もやはり和食です
記事公開日 / 更新日:2017年08月04日
母乳不足に悩むママ、出す量の少なさに悩むママにとって、不足を解消すること、量を増やすことが最優先目標ですが、母乳自体の味は赤ちゃんにとって大切なことです。
ママの母乳をチェックする
赤ちゃんにとって味の良い母乳であれば、どんどんと飲んでくれますし、赤ちゃんがどんどんと飲んでくれればママが出す母乳の量も増えます。
当然ですが、母乳の味はママの食べ物で決まります。
母乳の味を良くする、赤ちゃんにとって美味しい母乳にするためのお勧めの食べ物をご紹介しますが、その前に今のママの母乳の状態をチェックしてみましょう。
先ず正常な母乳かどうかを調べる

先ず母乳の色と
味を調べる
ママが出している母乳に、何らかの異常があれば必ず味にも影響が出ています。
自分が出している母乳の味を良くする前に、先ず母乳自体に異常がないかどうかをチェックしましょう。調べ方はいたって簡単で搾乳するだけです。
母乳の色に異常はないか
母乳を白地のタオルに染み込ませて色と味をチェックします。
- 正常な母乳の色:何の色の変化も無い・少しクリーム色・うっすらとした青白い色
- 異常のある母乳の色:濃い黄色・オレンジ色・黄緑色
もし油状のものが含まれていたら乳製品などの摂り過ぎが考えられますので控えるようにしましょう。
母乳の味に以上はないか
コップなどに搾乳してママが飲んでチェックします。
- 正常な母乳の味:ほんのり甘い・サラサラでほぼ無臭
- 異常のある母乳の味:甘い・酸っぱい・辛い・苦い・ベトベトして異臭がある
通常の母乳は、ほんのり甘い味がしますが、甘すぎる場合は母乳が濃くなっている可能性がありますので、水分を多めに摂るようしましょう。
ここで特に新米ママに気を付けて欲しいのは、搾乳をする際に痛みなどを感じないのであれば、たとえ異常な色や味の母乳であっても、驚かないガッカリしない、ということです。
明らかに異常な色の場合は病院を受診するべきですが、上記程度の異常であればママが口にする食べ物に注意する、改善すれば正常な母乳となりますので、あまり心配をしなようにしましょう。
母乳の味を良くする和食の食材

母乳の味を良くする和食食材
母乳の味を良くするためには、それぞれの食べ物の栄養とバランスを取ることを最優先に心がけて下さい。
この食べ物は母乳を美味しくすると、そればかり食べていては栄養バランスが崩れてしまい母乳の味だけでなく量にも悪い影響をあたえ、さらにはママの健康を損なうことさえあります。
母乳の味を良くする食べ物は、このカテゴリーでご紹介している母乳の量と味に良いとされる食べ物と基本的には同じで、その食材は和食の献立となります。
母乳の味を良くする食べ物
以下の食べ物をバランスよく食べるように心がけましょう。
- ごはん:消化が良く水分も多い
- 野菜:ビタミンとミネラル
- 魚・豆腐:動物性と植物性タンパク質
- 鶏肉:牛肉や豚肉よりも脂が少ない
- 豆類・穀物・魚介類:カルシウム
- 海藻類・葉物類:鉄分
- 味噌・おから・ひじき:マグネシウム
以下のカテゴリ内の記事で、母乳の量の増加と味を良くするための食材を使った、私とママ友達のオリジナルレシピを写真付きでご紹介していますので、参考にして下さいね!